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久しぶりに私が敬愛する人物の話でも書きます、

その人は”炎の男”と呼ばれる人物です、

元統一ジュニア・ミドル級世界王者

輪島功一さんです、

二度王者陥落しても三度返り咲いた王者の中の王者です、

中量球ボクサーとしては背も低く、

特に腕が短い短所を抱えながら戦う姿は、

ボクシング通の私の心を掴んで離さない?!

ん?

ハンデをハンデと考えない輪島功一さんの姿は

現在の私に多大な影響を与えた?

与え続けてる人物が正解でしょう、

昭和・根性論を地で往くような人ですが、

実は...

非常なまでに頭が良く利詰な人物が正解でしょう、

王者時代、幾度と無くマスコミに今回は勝機無しと書かれても、

世間に何度、「歳だ!」 「終わった人!」と揶揄されても

不屈の闘志で対戦者に立ち向かい勝利する男の哲学は…

輪島「俺は相手と勝負してるんだ!」

...

格好良過ぎる!!

で、

輪島功一が語る「勝負」と云う言葉を何人が理解してきたのだろう?と思う、

真剣に相手に立ち向かうのだから勝負、

勝負と云う言葉を少々紐解こう!

勝と負けで構成されている此の言葉、

詰り、

勝つか?負けるか?

やってみなけりゃ(勝負し てみなければ)解らんだろう!なんでしょうね、

真剣勝負ですから、

輪島功一は勝負師ですから、

殺るか?殺られるか?が業ですから、

当然ですよね、

輪島功一を馬鹿にする人が多いですが

彼の一言一言を読み解いたら好く輪島さんの頭の良さが理解できるでしょう、

勇気と云う言葉そのままの人物ですね、

腕が短い、

だから相手の泌殺の間合いで常に戦う、

自分のパンチが中る距離は相手の間合いでもある、

現代で云うへッドスリップ・スリピッングアウェイなんて

高等技術を昭和40年代から自身で研究開発するようなクレバーさは特筆する

天才王者でしょう、

当時、所属していた三迫ジムの三迫会長は…

輪島=天才と称していました、

三迫会長曰く...

「空振りの練習するヤツは後にも先にもアイツしかいない」

で、

今回は輪島さんの天才ぶりを紹介するんじゃなくて…

”炎の男”輪島功一でした、

二度目に王者陥落した当時、輪島さんは既に30代、

周囲に引退を勧められた輪島さんの言葉は鮮烈です、

「無くした金は忘れてしまえばそれで済む、

しかし、人間の意地と言うものは一度手放したら一生、手元に返ってこない、

死ぬまで後悔するんです」

そして…負けた相手と再戦…

三度王者に返り咲く姿は…

凄い...凄過ぎ る!!

で、更に此処からが更に更に凄い!!

周囲に…

「チャンピオンのまま引退するのがイイんじゃないか」 と言われた

輪島さんは、

笑いながらこんな言葉を相手に投げ掛けた

「俺は辞めないよチャンピオンのまま引退すれば、

確かに傍目には格好良く映るかもしれない。

でも、

本当はちっとも格好良くないんだよ。

どうして引退する必要があるんだ?

次の相手には勝てないかもしれないと考える、

負けることを恐れる臆病な心からじゃないか。

見た目や格好を気にすると人は臆病になる。

体が決定的に壊れてもいない、

まだ戦えるのに辞めるのは卑怯だと思う。

だったらたとえ負けても闘うべきじゃないか」

...

...

格好良過ぎます輪島さん!!

炎の男と呼ばれる訳ですよ。


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