男はたとえ負けると分かっていても闘わなければならないときが在る

八重樫の戦いを見た、
素直に感動と書きたいのだが、
感動では割り切れない自分が居る、
ボクシング観戦暦４０年ですが、
昨今のボクシング事情に嫌気が挿してきていたのですが、
(逃げるチャンピオンが多数いるのが嫌だ！)
八重樫の戦いで…
「ボクシングは、やっぱ格好イイ！」と思い直す、
「ハーロックの魂此処に健在！」
(男はたとえ負けると分かっていても闘わなければならないときが在る)
本日観戦した対ローマンゴンザレス、
此の人は…
あえて実名書きます、
井岡・亀田...何れもローマンゴンザレスから逃げました、
他にも逃げた日本人チャンプ多数！
しかし、八重樫は逃げずに挑戦を受け、
見事チャンピオンとしての誇りを守りました、
ファイティング原田が嘗てバンタム級史上最強といわれたジョフレに挑んだ姿
以前にも誌面で紹介した輪島功一の姿がロマゴンに挑む八重樫に重なりました、
現在軽量級最強と世界で謳われるロマゴン
しかし...強い、
嘗て新井田豊と対戦した時より...
強い、
しかし、私は思う、
八重樫と勇敢に戦い激闘を制したロマゴンにも大きな拍手を贈るが、
日本人として勇敢に戦い負けて潔しを貫いた、
チャンピオン八重樫には更に大きな拍手と賛辞を贈りたい、
「ありがとう！八重樫！熱き男の激闘は永遠に語り継がれるだろう！」