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看護師さんの話って、これで幾つめだろう。
本日は15階のたんぽぽ娘、うふふのKちゃんの登場です。

Kちゃん、君は君はテンパるとなぜ「うふふ」と言うのだろう?
私の歴史の中の最大の謎のひとつだ。

思い出すとうふふのKちゃんとは全身管だらけの頃、よく面倒を掛けていた。

Kちゃんに、
「俺は長生きする気はねぇ!てっとり早く殺してくれ!」
と言って困らせていた。

(ごめんなさい。)

入院したての頃、よく私は夜中心臓が暴れだして苦しんでいたり、トイレに行く時もフラフラしている俺に、

Kちゃん「大丈夫ですか?」
と、いつも優しく声を掛けてくれていたのに

兄「俺はそんなに弱くねぇ!」
とかなんとか言ってKちゃんの前で強がってたっけ。

本当はめちゃくちゃ嬉しくて…。

あの時はごめんね。

何度ごめんね。と言っても許されないよね。

あの後、急に看護師さんの顔ぶれが変わり、病棟の事情もわからず歩くこともままならなかった俺は新しい顔ぶれの看護師さんたちに

兄「うふふはどこに行ったんだ?」

と、聞いて随分困らせたんだぜ。

そして看護師さんやヘルパーさんに聞くこと何日目かY-PYONにしつこく

兄「うふふって困ったときに笑う娘だよ。誰だか教えてくれ。連れて来てくれ。」

Y-PYON「もしかしてKさんじゃないかな?」

兄「たぶんそうだな。」

Y-PYON「じゃあ、今度つれてきますね。」

Y-PYONにそう言われたがなかなか来ない。

そうこうしてる内に私は多少、病党内を徘徊できるように…


そして…


うふふを発見!



思わず大声でうふふと連呼…(涙)
うふふのKちゃんには「ありがとう」と「ごめんね」を1000000回言いたいね。

だって君は15階病棟に咲いた…

「俺のだけのダンデライオン。」
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