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看護師シリーズも今回で最終回だと思いますが?
さてはて、今日もはじめますか。

しかし、気が重い。
重いが進めないと筆も重い。

しかし、心はもっと重い。
私はあの日からずっと彼女を探している。

入院前、一週間くらいはほぼ毎日のように心臓が止まりかかっていた。

これが結構辛い。

入院してからの4日か5日ぐらいは「ハンパじゃねぇ」って感じかな。
SAさんの時も書いたが毎日がフランダースの犬の最終回状態。

俺の体が光に包まれて、空へ持ち上がりかけて終了。
毎日がそんな状態。

しかし、あの日はそりゃもうハンパじゃなかった。
俺は自分で心臓を止めようとしていたので、苦しかろうが痛かろうが屁でもねぇ。と思っていた。

ただ、あの時も妹への想いが俺はHIROPPIに「ありがとう。」を言うためだけに後ほんの少し時間が欲しいという思いだけだった。

しかし、あの日の夜中。何時がさっぱり覚えていない。
ミスター記憶力の俺様が全く覚えていないほど、あの日は追い込まれたのだ。

彼女は名前は名乗ったはずなのだが、私は最近体調が良くなり、あの日の記憶の糸をたどっていくと声を思い出した。

あの日、俺はとうとう空中に体が浮かび
「うーん。ごめんね、ありがとう。兄さん言えないや。」と、うなされていたと思う。

しかし、俺は最後の力を振り絞りナースコールを押したみたいだ。
薄れ逝く感情の中で…するとその時。

誰かが俺の体を腕を空から引き戻した。

「ダメ、そっちにいっちゃダメ。戻って。」
そんなような声が聞こえたような。

しかし、こっちの世界に戻ってきた私は号泣しながら
「妹に伝えて欲しい。兄さんは…と言ってたと。もしもの時は頼む。」

この謎の看護師さんはこう切り返してきた。
「それは自分で妹さんに言わなきゃダメよ。なんでそんなに死に急ぐの?」
その後、自分の色んな昔話をしたような。

俺は今も生き残って翌日、HIROPPIが血相を変えて輝さんと登場。
「兄さん、生きててくれてよかった。」とHIROPPIに言われた記憶が。

とにかく、あの日の看護師さん。
心から心から私は君に感謝している。
あの時、君が言ったとおり自分で妹に伝えるべきことを伝えた。

君は外見もそうだが君の精神は美しい。


ありがとう。
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