死にかけのロック小僧

「大スランプである　困った困った」
であるからして　身内の話をしよう！？私の魂の弟ギタリスト輝臣（血縁関係はない）の話にするか
話と言うよりも　単なる私の　愚痴になりそうだ
そう　輝さんとの出会いは　今から２年半ぐらい前の話だったかな　午後の７時近くになり　「お客さんもいないし　そろそろ　閉めるか」と思っていたら　友人と連れ立ってこの男は現れた　私の前に立ったこの男の最初の印象は
（死にかけのロック小僧）と言ったところだったかな　この日は２時間ぐらいもう一人の友達といろいろ喋ったかな
しかしこの男二言三言しか喋らない（後で分かったのだがこの男人見知りが激しい）
この日　この男の手を見た瞬間私の背中に稲妻がハシッタ　（こいつはどえらい才能の持ち主が
よくもまあ　こんなところに現れたものだ）　あれから２年半週に１度は秋葉原に現れて　彼とは語りつくせぬくらい音楽の話をしたっけ　しまいには兄貴　弟　と呼び合う仲になり　人の世の中とは不思議なものであり
人間いつ何がどうなってどうなるか分からん　「あっそう言えばマクドナルドのウチダさん最近いないなー」


この男ギターのセンスは最高に優れている
（数千人のギタリストを見てきた私が言うのだから間違いない）
私が見てきた日本のギタリストの中で三指入る強者であるしかしこの男　才能に任せるだけで　ぜんぜん努力をしない　（本人が言うには「一生懸命やっているのですけどね」）
でも輝さん最近いいギター弾くようになったよなー

PS

店に来る常連のお客さんはほとんど彼のファンである

ネット社会も悪くないかも

さて　本日のお話しは５月３日の話しです
店のお客さんの　ライブに呼ばれて店で改造したギターの音の確認をしに　
ライブハウスに行って来ました　最近この手の事が　ちょこちょこ　ありいい年をして　若者の中に混じっています　

　私のお客さん　ＶＲＡＩＮ　のギタリスト　のどいちくんに呼ばれてライブに言ったのですが
このライブハウスで　私にとっては　摩訶不思議な世界が待っていました
ＶＲＡＩＮのメンバーとの面識はのどいちくん　としかないのですが　彼らのホームページの書き込み欄
で　ドラムのＭＩＹＡさん　ボーカルのＨＩＲＯちゃん　とは言葉のやり取りをしている訳で　彼らのＣＤとか
私は貰っている訳で　ジャケットの写真とか見て　彼ら彼女らを知っている　分けで彼女らも（私のハンドルネーム）も知っているわけで　しかし　誰も私に気が付かない摩訶不思議ライブ終了後私と一緒に来ていた　臣のところに　ボーカルのＨＩＲＯちゃんが来て挨拶したり　談笑したり
私の真横で　話してる様子を見て私の頭の中は「この世界はいったい難なんだ！！」
この後も　ＨＩＲＯちゃんが私の目の前を　５回６回通り過ぎ　思わず　大爆笑！！　
そうしていると　のどいちくんが　私を発見「兄さんちゃんと来てくれたんですねありがとう御座います」
と彼と抱擁そして私は　この摩訶不思議な世界に決着を付けるために「のどいちくん後でＨＩＲＯちゃん紹介してよ　」
と言ってから１０分後ぐらいに通路の向こうからＨＯＲＯちゃんが来て私の目の前に立ち「はじめましてこんばんはＨＩＲＯです」　「のどいちくんこちらの方は」　「私が秋葉原の兄さんです」こうゆうオチが付くのならネット社会も悪くないかも（笑）
（私は携帯電話もパソコンも一切所有していません
このブログも　社長の家で　無理やり　書かされています）

懐かしいなー

去年の暮れからの話しで　店の常連のジャズギターリストY氏の話しをしたいと思います

去年の１２月Y氏に６０年ぐらい前のアメリカ製のアンプをお買い上げ頂きこのアンプをY氏がギターアンプに改造　先月とりあえず　音が出るようになり　店の試奏室で音を出しました　本人はもとよりその場に居合わせた
ギャラリー一同感動まー本人が一番感激してた思うんだけど　思わずまた昔の事を思い出しました
その昔　自力で初めて作った　アンプを私の育ての親であるA氏の所で　デンキを入れ音が出た瞬間そう言えばY氏のように　私も感動したっけ　懐かしいなー　 A氏も感動してくれて　でもその時私は　A氏みたいな　プロ中のプロが　「本気かよ」と内心その時　思っていました　あれから１０数年　A氏のスポ根スパルタのおかげで
人にアンプの作り方を　まさか　私が教える立場になるなんて　まったくなんて世の中なんだろう　きっとA氏が
一番不思議に思っているんだろうなー　話しを元に戻すと　その日　Y氏が奏でたギターのフレーズは　その何て言うか　Y氏の心の中の感動が伝わってきて　うまく言えないけど、、、感動
ギタリストはギターを弾くだけでなく　たまにアンプを作って見ても　いいかもしれない　あーY氏には春が来たんだなー

弱電流、心臓を直撃すると心停止

ここ二回ほど　昔話をしたので　今回は　最近の話しを　したいと思います
先日店に　ギターアンプの　持込があり　（かねてからこのアンプ音よくなんないかなと相談を受けていたフェンダーの　チャンピョン６００）
中身をチョイト覗かせて頂きました
まーこの値段にしては　そこそこ　よくやってるなー　と思わせる部分もあり　まーこんなもんかとも思いました
しかし　一言二言いいたい
パワー管の６Ｖ６をメタルチューブに差し替えていたのだが　ソケットの１番ピンを　アースに落としていなかったので
「お客さん　感電しますよ」と思わず言ってしまいました
昔話をすると　この世界の私の育ての親である　Ａ氏に昔この手の事で　ずいぶん　ひどく　かなりこれでもかと　叱られた記憶が　
思わず頭をよぎりました　「とにかく音よりもなによりも　電気製品なんだから　電気製品として　正常にまずは動かす
という事を　ちゃんと覚えなさい　音質の話しは　それからだ」いくら弱い電気でも　心臓を直撃すると　心停止する恐れがあるらしい
だから　このブログを読んだ人も　読んでない人も　くれぐれも注意をはらって　デンキ遊びをしてください
「本日の終わりも春はまだか、、、いや長すぎた春かも、、、なんだかなー」

音楽に国境はないんですよ

ホームページを覗いてくれている人も　
どうもありがとう御座います

今回の話しですが　何にしようか迷っています
うちはもともと　古物のオーディオ屋でいろんな趣味思考のお客さんが
沢山くるのですが　今回は　古いクラッシック音楽ソフト　の話しをしたいと思います

私の友人で　７８回転（ＳＰレコード）のコレクターが　いるのですが　この人のレコードの
コピーをたまにうちの店でかけているのですが（この手のレコードマニアが幻のレコードといって
欲しがるような　内容のものばかりなのですが）　この手のＣＤをかけている時に　まったくと言うほど
この手のコレクターが　ぜんぜん　来店してきません　

逆にまったくこの手の音楽に　興味がない　と思われる　ハードロック　ヘビーメタル　のギターリストの
タマゴばかり　来店します「こんなものか」と思うのですが　彼らは　ほぼ例がいなく　６０年前７０年前
の　演奏家に　「こんな昔からそれもクラッシックにものすごい人たちが　沢山いるんですね」
この話しを　もともとのレコードの持ち主のＭ氏にすると「うそだろ」と言うので　暇が合ったら　店に
確認に来てくれ　と言うと「分かった今度近いうちに行くよ」それから数日後　Ｍ氏が来店　小一時間
店の前で　待っていると　ギターを担いだお兄さん達が来店　この話しの　ネタのＣＤをかけていると
「この演奏半端じゃないですよ」　という熱狂ぶりにそばで見ていた　Ｍ氏も目が点　私も同だと言わんばかりに

「兄貴音楽に国境はないんですよ」Ｍ氏も「こんなもんなんだな」

この話しの少し前に　Ｍ氏から「俺の聞くレコードは日本じゃあんまり受けないんだよ」というＭ氏も　私と同様に
「春はまだか、、、いや長すぎた春かも、、、」と言う思いを時々して来たのだろうか？