死にかけのロック小僧

「大スランプである　困った困った」
であるからして　身内の話をしよう！？私の魂の弟ギタリスト輝臣（血縁関係はない）の話にするか
話と言うよりも　単なる私の　愚痴になりそうだ
そう　輝さんとの出会いは　今から２年半ぐらい前の話だったかな　午後の７時近くになり　「お客さんもいないし　そろそろ　閉めるか」と思っていたら　友人と連れ立ってこの男は現れた　私の前に立ったこの男の最初の印象は
（死にかけのロック小僧）と言ったところだったかな　この日は２時間ぐらいもう一人の友達といろいろ喋ったかな
しかしこの男二言三言しか喋らない（後で分かったのだがこの男人見知りが激しい）
この日　この男の手を見た瞬間私の背中に稲妻がハシッタ　（こいつはどえらい才能の持ち主が
よくもまあ　こんなところに現れたものだ）　あれから２年半週に１度は秋葉原に現れて　彼とは語りつくせぬくらい音楽の話をしたっけ　しまいには兄貴　弟　と呼び合う仲になり　人の世の中とは不思議なものであり
人間いつ何がどうなってどうなるか分からん　「あっそう言えばマクドナルドのウチダさん最近いないなー」


この男ギターのセンスは最高に優れている
（数千人のギタリストを見てきた私が言うのだから間違いない）
私が見てきた日本のギタリストの中で三指入る強者であるしかしこの男　才能に任せるだけで　ぜんぜん努力をしない　（本人が言うには「一生懸命やっているのですけどね」）
でも輝さん最近いいギター弾くようになったよなー

PS

店に来る常連のお客さんはほとんど彼のファンである